家電買い替えで、節電・節約！

電気代から選ぶ家電買い替えガイド

エアコン編

日立白くまくん[RAS-MJ22RE]

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基本スペック

電源電圧

100V

家庭用の壁掛けエアコンには100ボルトと200ボルトの機種があります。メーカーによって仕様は異なりますが、基本的に6畳用～10畳用は100ボルトが多く、14畳以上が200ボルトになっています。200Vのエアコン設置の場合には、 200V用の専用コンセントが必要であり、設置には電気工事士による配線工事が必要になることが一般的です。

期間消費電力量

717kWh

「期間消費電力量」とは、1年を通じてエアコンを使用した場合に消費する電力量の目安です。1年間の電気代は「期間消費電力量（kWh）×1kWhあたりの料金単価（円/kWh）」で計算できます。日立白くまくん [RAS-MJ22RE]の場合、期間消費電力量から年間利用料金を算出すると、717kWh x 27円（※) = 19,359円となります。
※1年間の目安電気料金（円）は、 (公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会新電力料金目安単価、1kWhあたり27円(税込)で算出しています。

エリア仕様

一般地仕様

日立白くまくん[RAS-MJ22RE]は、一般地仕様です。寒冷地用と一般地用で、室内機の差はあまりありません。大きく違うのは室外機で、寒冷地用エアコンの方がよりパワフルな圧縮機（コンプレッサー）を搭載しています。寒冷地の場合、一般地よりも外気温が低くなります。冷媒をよりパワフルに圧縮しないと素早くお部屋を暖められないので、寒冷地用エアコンのコンプレッサーはより強力となります。

畳数めやす

6畳

1畳は約1.65平方メートル（約1.8平方メートルを使う計算もあります）とされており、エアコンのパンフレットや仕様書では、その冷房能力に適した部屋の畳数が目安として示されています。冷房能力3.6kWのエアコンの場合、だいたい6畳から12畳程度の部屋に適しているとされていますが、これは一般的な目安であり、実際には部屋の断熱性能や天井の高さ、窓の大きさ、日当たりの状況、エアコンが置かれる位置、屋外の気温と湿度など、多くの要因によって変わります。より正確な畳数の目安を求める場合は、エアコンの取扱説明書やメーカーのウェブサイトに記載されている情報を確認するか、専門家に相談するのがベストです。富士通ゼネラルのノクリア[AS-TH363N]も、メーカー提供の情報を参考にしてください。

冷房能力kwh

2.2kw

冷房能力とは、エアコンの冷房時の標準のパワー※のことです。エアコンが1時間に室内に供給できる最大の冷気の量です。3.6キロワットの冷房能力は、中規模の部屋を適切に冷やすのに十分な能力を持っていることを示しています。この能力により、室内環境を快適な温度に保つことができます。

消費電力

580w

冷房を稼動させた際にエアコンが1時間当たり消費する電力の量です。580ワットの消費電力で2.2kwの冷房を提供できることは、エネルギー効率が高いことを示しており、電気代を節約しながら冷房を利用することが可能です。

冷房期間消費電力量

229kwh

冷房期間消費電力量とは、冷房を使用する期間（たとえば夏季）にエアコンが消費する総電力量を指します。この数値は一般にキロワット時(kWh)で表され、エアコンの運転時間と設定温度、さらには部屋の断熱性能などに依存します。日立の白くまくん[RAS-MJ22RE]エアコンの場合、冷房期間消費電力量が229kWhとなっていてます。これは、一定の期間での総使用電力を意味し、これに地域の電気料金単価を掛け合わせることで、その期間の電気料金の見積もりが可能です。

暖房標準能力(外気7℃)(kW)kwh

2.2kw

暖房能力とは、エアコンが一定時間内に室内に供給できる熱量を表す数値です。この能力は通常キロワット（kW）で表され、高い値であればあるほど多くの熱を提供できることを意味します。外気温が7℃のときにエアコンが室内に供給できる最大の熱出力を指し、1時間に2.2キロワットの熱を室内に提供する能力があることを意味します。

暖房・消費電力(W)

470w

暖房を稼働させる際に、エアコンが1時間に消費する電力の量です。この数値はエアコンのエネルギー効率の一つの指標であり、470wの電力で4.2kWの熱を提供できることを示しています。

暖房期間消費電力量(kWh)

488kwh

暖房を使用する期間（例えば冬季）全体での総消費電力量です。このエアコンはその期間で約97488kwh時の電力を消費することを示しており、これを基に電気料金の予測ができます。

暖房低温能力(外気2℃)(kW)

2.8kw

外気温がさらに低い2℃のときでも、エアコンは1時間に2.8kwの熱を室内に供給する能力があります。これは、より寒い条件下でも効果的に暖房ができることを示しています。

エアコンは外気温によって消費電力が変わるため、冷房期間と暖房期間を定め、それぞれの外気温ごとの消費電力を合算して、「期間消費電力」としています。消費電力とは、「家電を動かすために必要な電気量」という意味です。暖房のほうが消費電力が大きいのは、夏場の室内温度と設定温度の温度差（室内35度-設定26度＝9度の差）よりも、冬場の室内温度と設定温度の温度差（室内10度-設定28度＝18度の差）のほうが大きいためです。

統一省エネラベルから省エネ性をチェックしよう。

統一省エネラベルは、製品の省エネ性能を示すラベルで、消費者が製品選びをする際の重要な指標となります。このラベルには、年間エネルギー消費効率（APF）や年間電気使用量などが表示されています。また、多段階評価点という評価があり、これは省エネ性能を5段階で評価したもので、5.0が最高評価となります。ここで、日立の白くまくん[RAS-MJ22RE]の統一省エネラベルを見てみましょう。

このエアコンは、目標年度2027 年度の基準に対し多段階評価点で2 という評価を獲得しています。これは、2027 年度の目標（100％）に対して87 ％の達成度合いということを示しています。また、省エネラベリング制度の省エネ基準達成率は75%で、これは2027年度の省エネ基準を少し下回る能を持っていることを示しています。さらに、年間エネルギー消費効率（APF）は5.8 で、これは1年間に消費する電力量に対する冷暖房能力の比率を示しています。この数値が大きいほど、省エネ性能が高いと言えます。年間電気代は約19,400円となっており、これは年間の使用時間や電気料金などを基に計算されたものです。（※1年間の目安電気料金（円）は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会新電力料金目安単価、1kWhあたり27円(税込)で算出）

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日立白くまくん[RAS-MJ22RE]に買い替えた場合の節約効果についてチェック！

近年のエアコンの省エネ・エコ意識は非常に高く、電気代を節約できるよう、また地球環境にやさしいエアコンの技術研究が進んでいます。経済産業省によると、現在の省エネエアコンは10年前と比較して約17％も省エネできるようになっています。交換しても意味ないかもとお思いの方は、一度今の新商品をチェックしてみてください。

では10年使用のエアコンを買い替えると仮定して、2023年モデルと、10年前である2013年モデルの電気代を比較してみましょう。年間の電気代算出方法は、期間消費電力量（kWh）×1kWhあたりの料金単価（円/kWh）にて算出。1kWhあたりの料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価27円/kWh(税込)として計算していきます。

同一サイズでの１０年前のエアコン（平均値）との電気代比較

6畳用エアコンの電気代比較試算

	年間の期間消費電力量	年間の電気代試算（税込）	年間の節約金額
10年前（2013年）のエアコン※1	711kWh	19,197円	-
日立白くまくん[RAS-MJ22RE]（2023年モデル）	717kWh	19,359円	年間 -162円の節約

※1　経済産業省資源エネルギー庁省エネ性能カタログ（2013年冬版）より、6畳用は冷房能力2.2kW（6～9畳）、10畳用は、冷房能力3.6kW（10～15畳）、20畳用は冷房能力6.3kW（17～26畳）の平均値

エアコンを10年前のモデルから日立の白くまくん[RAS-MJ22RE]に買い替える場合、一見すると消費電力量に大きな差はないように見えます。10年前のエアコンは年間1297kWhを消費しているのに対し、ノクリアは年間717kWhと少し多い数値です。しかし、ここで見落としてはならないのが、新しいモデルの方が高い効率で動作することです。つまり、同じまたはそれ以上の冷房能力をより効率的に提供しています。例えば、新しいエアコンは最新の技術を用いており、部屋の温度を均一に保つために必要なエネルギーを減らしたり、より速く冷却することができる機能を持っている可能性があります。また、使用する電力量が増えたとしても、その電力をより有効に使って快適な室内環境を作り出しているかもしれません。金額に換算すると、10年前のエアコンの年間電気代は711kWh × 27円/kWh = 19,197円（税込）、白くまくん[RAS-MJ22RE]の場合は717kWh × 27円/kWh = 19,359円（税込）となります。わずかですが年間で162円ほど高くなります。しかし、快適さや新しい機能、耐久性などを考慮すると、この費用は長い目で見ると十分に価値がある投資と言えるでしょう。また、最新の省エネ技術によりピーク時の消費電力を抑えることで、電気料金が高い時間帯のコストを節約する効果も期待できます。